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「なんとなく見たことはあるけど、実はどんなブランドか知らない」
Barbour(バブアー)は、そんな声をよく聞くブランドの一つです。
この記事では、クリーニング師の目線も交えながら、Barbourの歴史や特徴、そして意外と知られていない「お手入れの注意点」まで分かりやすく解説します。すでにお持ちの方も、これから購入を考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
Barbourとはどんなブランド?
Barbourは1894年、イギリスでジョン・バブアーによって創業されました。もともとは、天候が変わりやすい海の上で働く漁師や港湾労働者、水夫たちのために作られた、防水性の高いワックスジャケットがブランドの出発点です。
その耐久性と機能性の高さから英国軍にも採用され、英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)ブランドとしても知られるようになりました。現在では日本を含む世界40か国以上で展開されており、代表的なアイテムとして「ビデイル」などのワックスジャケットが特に人気です。
もともとは無骨な実用ウェアというイメージが強かったブランドですが、近年ではレディースファッションとしても支持を広げています。

特徴の「オイルドコットン」って何?
Barbourの代名詞とも言えるのが「オイルドコットン(ワックスコットン)」という生地です。
高密度に織られたコットン生地にワックスを染み込ませることで、防水性・防風性を持たせているのが特徴です。この生地のおかげで、雨や風の強い日でもしっかり体を守ってくれます。
さらに、Barbourのワックスジャケットは「経年変化を楽しむ」文化があるのも魅力の一つ。使い込むほどに色や質感が変わっていき、長く着るほど自分だけの一着になっていきます。
なんといっても、デザインも中のチェックがかわいい!ちらりと見せるチェックいいですね♪
【クリーニング師が解説】お手入れの注意点
ここからは、クリーニング店目線でのお話です。Barbourのワックスジャケットは、実は「普通の洋服」とは全く違うお手入れが必要になります。
自宅の洗濯機で洗うのはNG
オイルドコットンは、生地にワックスを染み込ませることで機能を保っています。自宅の洗濯機で普通に洗ってしまうと、このワックスが洗い流されてしまい、ムラになってしまいます。そしてワックスがとれることにより、防水性・防風性が失われる原因になります。ゴシゴシ洗う、乾燥機にかける、というのも生地を傷める原因になるので避けましょう。
定期的な「リワックス」が必要
月日が経つとワックスは少しずつ抜け落ちていきます。防水性・耐久性を保つためには、年に1回または2,3年に1回を目安に「リワックス(ワックスの塗り直し)」を行うのがおすすめです。オイルが酸化して臭いがでてくるのを、防ぐことができますよ。

日常のお手入れはブラッシングでOK
普段のお手入れは、専用ブラシで表面のホコリや汚れを軽く払う程度で十分です。しまう前には陰干ししてしっかり乾かし、ハンガーにかけて型崩れを防ぎましょう。
気をつけてほしいのは、カビです。湿気の多いところに放置などしない。雨などにあたったら、しっかりと自然乾燥させるなどの、気を使ってあげてください。
手がかかるほど、かわいいやつよのぉ〜と思いながら、愛でてあげてください。
自分でやりたい!そんな方へ
バブアーの公式サイトには、リワックスのやり方もわかりやすくでていますよ
https://www.japan.barbour.com/Page/waxforlife2/#gauide04
自分でリワックスに挑戦したい方は、以下のようなアイテムが必要になります。
| ●Barbour バブアー ワックス ソーンプルーフドレッシング UAC0001 【日本正規品】 価格:4,400円(税込、送料別) (2026/8/2時点) 楽天で購入 |
- リワックス用のスポンジ・ブラシ
自分でやる場合はコストを抑えられる反面、力加減やムラなどで失敗するリスクもあります。「大事な一着だから、なるべく綺麗に仕上げたい」という方は、プロへの依頼も検討してみてください。でも自分でやると、愛着もわきますよね♪
他にも詳しくリワックスについて書かれているブログもあります。
https://dig-it.media/lightning/article/888925/
自分でできない・自信がない方はプロにお任せを
「道具を揃えるのが面倒」「大事なジャケットだから失敗したくない」という方は、無理に自分でやらず、プロの業者に任せるのも一つの手です。
Barbourの代官山店、堀江店でも、リワックスなどのサービスがあります
https://www.japan.barbour.com/Page/news/detail/231013_01
Barbourのリワックスやクリーニングを専門に扱っている業者として、株式会社ラヴァレックス(宮城県)もあります。英国マッキントッシュ社から公認を受けている、衣類メンテナンスの専門会社です。Barbourを含む特殊な衣類のクリーニング・リワックスに対応しています。
- 株式会社ラヴァレックス:https://lavarex.co.jp/
自宅でのお手入れに不安がある方は、こうした専門業者に一度相談してみるのもおすすめです。
まとめ
Barbourは、実用性から生まれた歴史あるブランドでありながら、「お手入れをしながら長く付き合う」という独特の文化を持つブランドです。
- 1894年イギリス創業、王室御用達の実績あるブランド
- オイルドコットンによる高い防水性・防風性が特徴
- 自宅の洗濯機はNG、定期的なリワックスが必要
- 自分で行うか、プロに任せるかは道具・手間・仕上がりで選ぶのがおすすめ
知れば知るほど、愛着が湧いてくるブランドです。すでにお持ちの方は、ぜひ今回の内容を参考にお手入れしてみてくださいね。
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同じイギリスのブランドでも、ヴィヴィアン・ウエストウッドのタータンは正反対の考え方でできています。バブアーのオイルドコットンが「年に一度あぶらを足して守る」素材なのに対し、ヴィヴィアンのウールは「水と摩擦から遠ざけて守る」素材。英国の名門が出した二つの答えとして読み比べると、素材の見方が一段はっきりします。


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